2009年11月7日土曜日

滅菌考(2009.5)

滅菌製品、山のように出ています。日本人の潔癖性、結構なことです。

滅菌と名前をつければ製品よく売れますね、結構なことですね。



●人間の持っている抵抗力はうまくしたもので、体外から入ってくる

細菌を常に自動的に察知して殺戮しているから人は支障なく生きています。

体は環境に慣れてそれに適応するように常に防御システムが働いています。

道具で滅菌した部屋、物に囲まれて生活していると、

人間はそれに慣れてしまいます。

体は楽だから防御システムにエネルギーを割かなくなってきます。

結果病気が増える又は防御できない、

ますます病気に弱い人間が出来上がります。



●刷り込み。テレビのコマーシャル、不安を煽って上手に作っています。

いつの間にか刷り込まれ、滅菌→いいこと、やらないとダメ。

自分でもう少し考えてみてはどうでしょうか。



●ついでに薬。怪我をすれば傷薬を塗りますね。

確かに傷に付いた菌は殺しますが、同時に傷を治す細胞も殺します。

治りが遅くなります。傷の深さ汚れの度合いに応じて使えばどうでしょうか。

小さな傷は水道で洗い流すだけで菌が落ち、

すぐに傷を治す細胞が働いて治りは早くなります。



●いらんお節介を言うなって。はい。

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