2014年3月15日土曜日

人の無成長(2014.3)

いまの世の中の風潮は失敗したらあかん。 

でも失敗があるから人は成長できるんやけどな。 

失敗を恐れるところからは、なにひとつ得るものはないし成長も無い。 

技術は本の上の知識と経験から来る口伝による物が半々。

いま世間では失敗したらあかんということで、 

行動や経過を書類にして残すことを盛んにやっている。 

何かあったときのために、ここまでやりました~ 

という証拠を残すためですね。 

これは大切なことかもしれませんが、

本の上の知識を得る時間、 

経験から来る口伝を伝える時間が全くない。 

この先はここまでやりました~ 

という書類を作ることがうまい人だけが作り出されて

全体の力はダダ落ちになるのは間違いない。

昔の偉い人が言った、

人の欠点、失敗をあげつらう人は何も仕事をしていない人⇒90%。

人の欠点、失敗を忘れる人は苦労した人⇒10%。 

まさに今は日本中がこの感じ。

20年後、何も出来なくなって終わりやわ。 

人が技術を持っていると思ったら大間違いやな。

しらん。

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