2015年3月30日月曜日

煩悩(2015.3)

煩悩(ぼんのう)、仏教用語で心身に影響を及ぼす心の乱れを言う。

除夜の鐘を108鳴らすのは、 

鐘を鳴らして煩悩を追い払おうってことです。 

代表的な悩みが108、細々としたことがすべて悩みとして考えると

その数は84,000あると言われている。 

人間はこの幾多の悩みをかいくぐり生きていくことになる。 

なぜ悩むのか? 

見えない先に対する不安から人間はシュミレーションを行い、 

その結果でもよくわからないものに不安感を持つ。 

その不安感にばかり囚われていると心身に影響が出る。 

悩みが煩悩に変わった瞬間です。

お昼を食べるのに食堂に行く。

出された味噌汁がぬるい。

ぬるいからあまり美味しくない。

次の日もぬるい。

ここの味噌汁、ぬるいなあ。 

これでは飯屋とすれば失格やで。

愚痴の段階です。

今日もぬるいで。

いやワシのは熱いで。

あ~あワシだけ味噌汁がぬるかった。

まだ愚痴ですね。

これが2日続くと、ワシだけ味噌汁がぬるい、なぜなんだろう。 

愚痴が悩みに変わった瞬間です。 

もう2日続くと今度は悩みから煩悩に変わります。

この人の場合、味噌汁がぬるかったために煩悩になり、

食欲が落ち20キロ体重が落ちてしまいました。 

心身に影響が出た瞬間です。

ではどうすればいいのか。 

あるところでは、断食を進める。

宗教に入り悩みを共有し、安心する。

気にしない、気にしないということを気にしておかしくなる。

いろんな解決法方がありますが、今までの経験では、

まず一番ややこしいところに突っ込んで行く。

次に他人には任せない、自分で解決する。 

これでも煩悩が消えないときは、体を疲れさせる。

朝早くから夜遅くまで働く。

土日祝日、休まない。

常に体はガタガタ。

これで煩悩は消えるはず。

煩悩は悩みに変わります。

ではこの悩みを愚痴に変えるにはどうすればいいのか。

自分にはできそうもない妄想の世界に入ることです。

例えは、空を飛ぶ、

車を持ち上げる、

10センチの鉄棒を軽く曲げる、

壁を通り抜けることができる。

妄想の世界で心を休める。

これで悩みは愚痴に変わります。

味噌汁がぬるいが煩悩にまで発達すると

解消するにはこれほど大変なことなんです。

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