煩悩(ぼんのう)、仏教用語で心身に影響を及ぼす心の乱れを言う。
除夜の鐘を108鳴らすのは、
鐘を鳴らして煩悩を追い払おうってことです。
代表的な悩みが108、細々としたことがすべて悩みとして考えると
その数は84,000あると言われている。
人間はこの幾多の悩みをかいくぐり生きていくことになる。
なぜ悩むのか?
見えない先に対する不安から人間はシュミレーションを行い、
その結果でもよくわからないものに不安感を持つ。
その不安感にばかり囚われていると心身に影響が出る。
悩みが煩悩に変わった瞬間です。
お昼を食べるのに食堂に行く。
出された味噌汁がぬるい。
ぬるいからあまり美味しくない。
次の日もぬるい。
ここの味噌汁、ぬるいなあ。
これでは飯屋とすれば失格やで。
愚痴の段階です。
今日もぬるいで。
いやワシのは熱いで。
あ~あワシだけ味噌汁がぬるかった。
まだ愚痴ですね。
これが2日続くと、ワシだけ味噌汁がぬるい、なぜなんだろう。
愚痴が悩みに変わった瞬間です。
もう2日続くと今度は悩みから煩悩に変わります。
この人の場合、味噌汁がぬるかったために煩悩になり、
食欲が落ち20キロ体重が落ちてしまいました。
心身に影響が出た瞬間です。
ではどうすればいいのか。
あるところでは、断食を進める。
宗教に入り悩みを共有し、安心する。
気にしない、気にしないということを気にしておかしくなる。
いろんな解決法方がありますが、今までの経験では、
まず一番ややこしいところに突っ込んで行く。
次に他人には任せない、自分で解決する。
これでも煩悩が消えないときは、体を疲れさせる。
朝早くから夜遅くまで働く。
土日祝日、休まない。
常に体はガタガタ。
これで煩悩は消えるはず。
煩悩は悩みに変わります。
ではこの悩みを愚痴に変えるにはどうすればいいのか。
自分にはできそうもない妄想の世界に入ることです。
例えは、空を飛ぶ、
車を持ち上げる、
10センチの鉄棒を軽く曲げる、
壁を通り抜けることができる。
妄想の世界で心を休める。
これで悩みは愚痴に変わります。
味噌汁がぬるいが煩悩にまで発達すると
解消するにはこれほど大変なことなんです。
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