タアサイ【アブラナ科・アブラナ属】
中国原産。
花が咲きました
アブラナ科・アブラナ属は黄色い花が咲きます。
花が咲くと野菜は終わりです。
固くなって食べられないから。
このタアサイはこのまま置いておき花後に出来る種を取ります。
日本の農業は担(にな)い手不足で
自給率が40%を切っていますが、
担い手不足以上にもっと問題がある。
それは種です。
野菜や花を育てるときホームセンターで種や苗を買って植えます。
種や苗はどうのようにして生産しているのかと言えば
当然、土に種を撒(ま)いて、放っておいて花が咲き
その後種を取り、袋に詰めて売る。
日本の農業は、この種を取る土地がない、
全部生産用に使っているからです。
もちろん日本でも種苗会社(タキイ種苗など)があり、
種や苗を生産をしていますが、量が少ない。
ホームセンターの種はすべて外国で作られたもので、
輸入金額は年間600億円。
昔は農家が自前で種を取って生産もしていたが、
年齢が上がり過重労働をしてまでやらなくなった。
種や苗を生産する農家が居なくなったと言うことです。
歳を取りあと20年もすれば自給率は20%台になる上に、
種は99%外国頼み。
その頃は日本経済はパンク。
金はない、食い物はない、労働は嫌だ、スイーツは食いたい、
日本人がどうなるかは想像がつきますね。
畳を食って、壁土を食ってって言っても
昔と違って畳はビニール、壁はボード。
食えんな。
草やな。
草を食うから日本は奇麗(きれい)になるで。
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