昔は竹林の持ち主が筍を取るために竹林を手入れした。
竹林の手入れとは竹が密集しないように間伐する。
両手を広げて歩けるように竹を切っていく。
切った竹は燃料りかして使う。
今はこんなことは誰もやらないから竹林は荒れ放題。
竹は地下系で増えていく植物で、
林の中が密集すると竹林の外へ勢力を伸ばしていく。
竹はおまけに成長が早い。
竹林の外に出ていった竹は大きな木に阻(はば)まれて
小さい竹の芽を出すが、
竹以外の木々に邪魔をされて太陽の光は届かないから
大きくならないと思うが実は地下茎から栄養をもらって
一気に大きくなる。
大きくなると他の木の光合成を邪魔をして枯らしてしまう。
こうして竹はどんどん大きくなり、外へ外へと出て行き、
いつの間にか山全体が竹になる。
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