2019年1月3日木曜日

平滑度(2019.1)

物の平滑さを指示する記号に平滑度記号がある。

旧JISでは

▽--粗仕上げ。
▽▽--並仕上げ。
▽▽▽--微鏡面仕上げ。
▽▽▽▽--鏡面仕上。

現代、新JISでは

表面の滑らかさを表す記号です。

例えば自動車のタイヤの部分にある板バネ。

道路の凸凹を吸収しつつ自動車の重量を支える。

このバネを曲げる時

板ばねの表面は凸凹に曲がるが内部の鉄は曲がらない。

表面に傷があるとその部分から突然疲労破壊を起こすので、

表面の平滑度は特に気を付けて仕上げをされる。

車の板バネの上下動の繰り返しの基準は2億回以上。

このときの走行距離は20万キロ。

基準は2億回以上であるが実際は5億回以上でも

もつので50万キロでも大丈夫。

あとはバネの表面の平滑度次第による。

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