2019年1月10日木曜日

π(2019.1)

円周率(えんしゅうりつ)は、

π(ぱい)=3.14159.....

円の周長の直径に対する比率として定義される数学定数。

最も重要な数学定数。

円周率は無理数であり、超越数でもある。

半径1の円に内接する三角形の三辺の長さは

下図より3√3
半径1の円の円周長は2πr。

2πr=3√3。

π=3√3/2=2.598。

3.1415にはなりません。

半径1の円に内接する四角形の四辺の長さは

下図より4√2
半径1の円の円周長は2πr。

2πr=4√2。

π=4√2/2=2.828。

3.1415にはなりません。

半径1の円に内接する360角形の360辺の長さは

下図より6.2828
半径1の円の円周長は2πr。

2πr=6.2828。

π=6.2828/2=3.1414。

3.1415にだいぶ近づきました。

これを1000角形、10000角形、

1000000角形と辺を細かくしていく。

現在13兆角形まで計算されていますが永遠に続きます。

宇宙船が宇宙の中の300億kmの距離まで

到達したとして、これを半径とした円の円周を、

15桁まで使った円周率と、

14桁まで使っている円周率で計算したとします。

すると差は

2×0.000000000000003×30000000000km=0.00018km=18cm。

300億km先でも18cmしか位置が違わないので

NASAの宇宙船の軌道計算でも

円周率は15桁までしか使いません。

円周率は奥深い。

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