π(ぱい)=3.14159.....
円の周長の直径に対する比率として定義される数学定数。
最も重要な数学定数。
円周率は無理数であり、超越数でもある。
半径1の円に内接する三角形の三辺の長さは
下図より3√3
半径1の円の円周長は2πr。
2πr=3√3。
π=3√3/2=2.598。
3.1415にはなりません。
半径1の円に内接する四角形の四辺の長さは
下図より4√2
2πr=4√2。
π=4√2/2=2.828。
3.1415にはなりません。
半径1の円に内接する360角形の360辺の長さは
2πr=6.2828。
π=6.2828/2=3.1414。
3.1415にだいぶ近づきました。
これを1000角形、10000角形、
1000000角形と辺を細かくしていく。
現在13兆角形まで計算されていますが永遠に続きます。
宇宙船が宇宙の中の300億kmの距離まで
到達したとして、これを半径とした円の円周を、
15桁まで使った円周率と、
14桁まで使っている円周率で計算したとします。
すると差は
2×0.000000000000003×30000000000km=0.00018km=18cm。
300億km先でも18cmしか位置が違わないので
NASAの宇宙船の軌道計算でも
円周率は15桁までしか使いません。
円周率は奥深い。
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