建物の中の1室を正圧に保ちたい。
正圧にすると外部から塵(ごみ)や埃(ほこり)が
入らなくなる。
塵(ごみ)や埃(ほこり)を嫌う部屋は正圧にします。
その目安は部屋の体積の10パ-セント以上の空気を
時間当たり外部から取り入れる。
例えば縦18m×横12m×高さ5mの部屋を
正圧にするには、
18m×12m×5m×0.1=108m3/h⇒
わかりやすく110m3/h程度の送風機を取り付ける。
ただし雨の日の相対湿度は55~60パ-セントになる。
湿度を嫌う部屋ではシリカゲル等の
湿気対策も必要となる。
正圧にする意味では同じことになる
ド-ム型屋根の大型建物、例えばド-ム球場の場合。
当然各所に開口、出入口があり
これを正圧に保つには
内部圧力を外部と比べて0.3パ-セント以上、
上げればよい。
0.3パ-セントとは外気は水中10m。
10m×0.3/100=3cm。
室内を30mmAqの圧力に保てばいいという事です。
もちろん非常時には扉は全開になる。
一度しぼんだ屋根を再び膨らませるのは
大工事になるので予備の送風機は何台も要ります。
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