2009年12月23日水曜日

シャブコン(2009.10)

コンクリートを打つときに水をたくさん使うと

コンクリートは柔らかくなって扱いやすい。

でも水をたくさん使う(通称、シャブコンと言います)と

コンクリートの強度が低下します。なぜ?

セメント、砂、砂利の量は変わらないのになぜ強度が

低下するんでしょうか?

セメント、砂、砂利、水を混ぜるとセメントは化学反応を開始、

暖かい発熱を伴いながら固まる方向に反応が進んでいきます。

コンクリートはしばらくすると水分が蒸発して体積が少し減り、

コンクリートの表面が先に乾き、

時間が経つと内部の水も表面から出ていって

内部も乾いていきます。

内部が乾ききらないうちに表面が乾いてしまいますから

水は内部に閉じ込められてしまいます。

内部の水分が乾いたときにその分は空洞になります。

水分が多いってことは空洞が多くなるってことです。

コンクリートは圧縮力に対抗する材料ですから

空洞が多いってことは、強度が低下するということです。

シャブコンは水分が多いので狭いところにも容易に入り、

あまり突いたり、型枠を叩いたりしなくても素人目には

仕上がりがツルッときれいになります。

見た目がきれい→丁寧に仕事をしたように見える。

コンクリートを打つ職人さんが楽をできる。

の理由でシャブコンを打つのです。

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