2015年2月26日木曜日

200倍(2015.2)

コンクリートの中に鉄筋を入れる。

コンクリートは引っ張りに弱く圧縮に強い、
 
鉄筋は引っ張りに強く圧縮に弱い。
 
この両者をひとつにすることにより
 
引っ張りにも圧縮にも強い材料として
 
鉄筋コンクリートが使われている。
 
では鉄筋を入れる割合はどれくらいが妥当なのか。
 
柱を例に説明します。
 
鉄筋の引っ張り力はコンクリートの200倍。
 
1/200⇒0.5%。
 
柱の平断面積の0.5%以上の鉄筋は必要でしょう。
 
建物のように上に大きな荷重が乗る場合は、
 
建築基準法では0.8%以上という規定があります。
 
だいたい1%くらいあればいいでしょう。
 
ちょっとした機械の基礎であれば0.5%以上あればよさそうです。
 
鉄筋は入れればいれるほどいいというものではない。
 
バランスが大事。

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