2011年3月5日土曜日

配管雑感(2011.2)

直径10cmの鉄管を100km繋ぐ(つなぐ)と、

中に入る水の量は約800トンです。25mプール二杯分。

5kg/cm2の圧力で抵抗を考慮しないで水を送ると、

100km先から出るのは3時間後になります。

地道を走る車とおんなじくらいの速度です。

直径10cmの鉄管は昔は5.5mでした。現在は4m。

1m当たりの重さは12.2kgですから、

5.5mで67.1kg、4mで48.8kg。

重さの関係で短くなったのでしょう。

みんな昔は5.5mの物をひとりで担いでいました。

今の人では無理ですね。

さて直径10cmの鉄管を100km繋ぐと、

1本は4mですから2万5000本必要です。

2万5000本×48.8kg=1,220,000kg=1,220トン。

4トン車で305台分です。

ひとり一日5本つないだとして、

5人で仕事をすると3年ちょっとで完成します。

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