直径10cmの鉄管を100km繋ぐ(つなぐ)と、
中に入る水の量は約800トンです。25mプール二杯分。
5kg/cm2の圧力で抵抗を考慮しないで水を送ると、
100km先から出るのは3時間後になります。
地道を走る車とおんなじくらいの速度です。
直径10cmの鉄管は昔は5.5mでした。現在は4m。
1m当たりの重さは12.2kgですから、
5.5mで67.1kg、4mで48.8kg。
重さの関係で短くなったのでしょう。
みんな昔は5.5mの物をひとりで担いでいました。
今の人では無理ですね。
さて直径10cmの鉄管を100km繋ぐと、
1本は4mですから2万5000本必要です。
2万5000本×48.8kg=1,220,000kg=1,220トン。
4トン車で305台分です。
ひとり一日5本つないだとして、
5人で仕事をすると3年ちょっとで完成します。
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