2011年3月16日水曜日

鯱(2011.3)

鯱(しゃちほこ)一字で【しゃちほこ】と読みます。

姿は魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向き、

背中には幾重もの鋭いとげを持っているという想像上の動物。

城の最終の守り神です。

建物が火事の際には水を噴き出して火を消します。

それと同じようなもので寺院・仏殿などでは鴟尾(しび)がつけられている。

魚を模したもので屋根の上面が水面を表し、

水面下にあるもの(建物)は燃えないとの言い伝えから、

やはり火除けとして用いられた。

東大寺の大仏殿、唐招提寺の金堂の屋根等、

今度行ったときに見てください。

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