人間が生活していくのには運ぶということがすべてにかかわる。
ガス、水道、下水をパイプで運ぶ。
食料、燃料、生活必需品をトラックで運ぶ。
電気を電線で運ぶ。
今回の地震を見ていると、運ぶことをたたれると、
たった2日で生活がなりたたなくなる。
生活の基盤は意外と脆弱(ぜいじゃく)、
お金があっても買えない。お金がなければもちろん買えない。
生活をするという基本的なことがこんな危うい基盤の上で
成り立っていたんだと思うとゾッとします。
日本人はギリギリの生活をしていたんですね。
社会が平穏なときは気が付かないが一旦こうなるとどうにもならない。
考えてみると日本人の生活は車が中心。
大雪が降ると道路を除雪、
車を通して燃料、食料を運び生活していく。
昔、除雪することができない頃、知恵を使い
保存食を作り生き延びてきた日本人の生活は、
老人とともに消えていく。
運ぶということがたたれるとたちまち生きていけないことに
今更ながら気が付きました。
なんだか日本人の生き方を変えていかないとこの先
日本はもたないような気がしますね。
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