2013年12月19日木曜日

きれい事(2013.12)

現代社会はきれい事社会。

美句を並べ立てていかにもちゃんとやっていますって事を
 
アピールするだけ、中身はあんまりない。
 
①【楽しんできます】
 
本人は緊張しないように言ってるんだろうが、
 
楽しんで勝てるわけがない。 
 
全力を尽くしますと言った方が美しい。
 
楽しんできますと聞いて、ふんふんと頷(うなづ)くのも変な話や。
 
楽しんできますってどうなんだろう。
 
②【頑張らなくていい】
 
頑張ってノイローゼにでもなったら困るからって言葉でしょうが。
 
人生には大きな壁が何回か目の前に立ちふさがる。 
 
その壁を何回も乗り越えて乗り越えて成長していく。
 
壁を乗り越えなければそれ以上は望めるわけもない。
 
本人のためには、頑張らさないと先を潰すことに手を貸すことになってしまう。
 
頑張らなくていいってどうなんだろう。
 
③【話し合えばわかる】
 
話し合わないとわからないほどくだらない言葉はない。
 
話し合いの片方が言葉の端々から真意を汲み取れる人でなければ
 
とまらない。
 
両方がそういう人間ならば、あ・うんで話はまとまる。
 
両方がそうでない人間ならば、話し合ってもわかりあえない。
 
だから裁判があり離婚がある。
 
話し合えばわかるって、なんだろう。
 
④【いじめを無くそう】
 
人間に欲があり、人より良い生活をしたいという心がある限り、 
 
いじめは無くならない。
 
耐えて耐えて耐える心が全員になければ、
 
いじめは無くならない。
 
いじめは人間が優位に立ち、それでストレスを発散しているだけのこと。
 
いじめを無くそうって言いながら
 
2人寄れば誰かの悪口を言っていないか?
 
奥様方の立ち話で、誰かの悪口を言っていないか? 
 
無理でしょう。
 
いじめを無くそうってどうなんだろう。

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