觔斗雲(きんとうん)とは孫悟空が乗る雲の乗り物、
觔斗雲の速度はおよそマッハ17万6000、
光速のほぼ20%(秒速6万km)となる。
大陸間弾道弾で秒速7kmだからそれの8500倍の速度。
奇想天外な西遊記であるが地球一周が4万kmだから
1秒でそれの1.5倍進む。
ちょっと設定が大きすぎる。
筋斗雲が進むと気体はその移動方向に向かって
急速に圧縮され逃げられなくなった気体分子の
運動エネルギーが熱として放出される。
圧縮による発熱が発生する。
ジーゼルエンジンで圧縮した軽油が爆発することと
一緒です。
計算によると孫悟空の温度は3000万℃になる。
太陽の中心温度が1500万℃だからそれより熱くなる。
孫悟空は大丈夫なんだろうか。
3000万℃で溶けない孫悟空は
何でできているんだろうか。
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