2017年3月29日水曜日

あれもこれも(2017.3)

日本の人口が増えて、

他人とおんなじことをやっていては芽が出ない。

ありとあらゆるところに人々が入り込み年月が経ち、

あれもこれもわかってきた。

この問題にはこうです、あの問題にはああです。

日本全国をあたれば何でもかんでも専門家がいる。

たいしたもんや。

でもなんだかわからないという中途半端なところが

無くなった。

最近は人の言葉尻をつかんでああでもないこうでもないと

突き詰めて成否を出そうとする。

実に面白くない日本になってしまった。

ほんわかとした、

どうでもいい部分を残しておかないと生きていくには

実に楽しくない。

楽しくないうえに

突き詰め方が自分に責任をかからないようにしか

捉えないからなんだかちんぷんかんぷん。

若者が生きていくには難解な日本になってしまったな。

団塊の世代が築いた遺産で食っているから

今の若者は自分が真にならなくても

生きていくには楽になった。

でもその代償としてプロが居なくなった。

ただ仕事をこなすことだけが精いっぱい。

その中で口出しをする人が増え、

しかもその口出しをする人が自分の身を守るから

日本は複雑怪奇。

籠池問題、豊洲問題、どうでもいいことに心血を注ぐ、

お笑いやな。

人間はあれもこれもできんという事を知るべきや。

一点集中で勉強をやらないと、

他人の足を引っ張る人ばかり、

自分の身を守る人ばかり、

文句を言い続ける人ばかりが出来上がる。

しかも実力はない。

日本人が昔から受け継いできた

【中庸】【控え目】【努力】【プロ意識】

【時間無制限一本勝負】【もったいない】

これらの言葉は生きている。

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