2017年3月9日木曜日

物忘れ(2017.3)

近所の人の名前を忘れた。

夕べの食事はなんだったかな。

お店の名前が思い出せない。

ふすまの敷居にけつまずいた。

玄関の階段を上るのが大変だ。

すべてまとめて別にいいじゃないか。

こんなことで悩む必要はなにもない。

あるがままに、なるように生きて行けば良い。

歳をいき一番やっていけないことは、

若い時を基準にして嘆くこと。

若い時とおなじように物事を成そうとすること。

嘆くと不安になり自分を守ろうとする。

結果、お金を貯めることに必死になったり、

他人と争ったりろくな結果にならない。

これは若いものにも当てはまる。

人間いくつになっても守りに入ればそこで終わり。

今で言うと安全第一。

守りのなにものでもない。

危険なものを知る努力もなしに

ただ言葉として安全第一を叫び続け

労働者の責任だけを問うのは間違い。

安全第一と共に日本は沈む、

20年後、貧乏が際回り全員が思い知ることとなる。

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