2018年12月2日日曜日

不動明王(2018.12)

不動明王(ふどうみょうおう)は大日如来の化身として、

どんな悪人でも仏道に導くという心の決意をあらわした

姿だとされています。

語源は「動かない守護者」を意味し、

インド神話のシヴァ神の別名です。

普通は手は二本です。

知足院の護摩堂に祀られている

手が四本ある不動明王は掛け軸ですが、

これは彫刻、立派なものです。

普通は光背(背中に背負っている赤いもの)は炎ですが

これは丸い輪。

丸い輪は普通は如来の印。

不動明王なんだけどついつい怒りで炎が消えて

如来の丸い輪がでてしまっているというところでしょうか
この寺は知恩院の系列の龍岸寺です。

本体の寺よりも立派なもの。

その仏像が足の速いウサギに乗って

討伐に出かけるところでしょうか。

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