不動明王(ふどうみょうおう)は大日如来の化身として、
どんな悪人でも仏道に導くという心の決意をあらわした
姿だとされています。
語源は「動かない守護者」を意味し、
インド神話のシヴァ神の別名です。
普通は手は二本です。
知足院の護摩堂に祀られている
手が四本ある不動明王は掛け軸ですが、
これは彫刻、立派なものです。
普通は光背(背中に背負っている赤いもの)は炎ですが
これは丸い輪。
丸い輪は普通は如来の印。
不動明王なんだけどついつい怒りで炎が消えて
如来の丸い輪がでてしまっているというところでしょうか
この寺は知恩院の系列の龍岸寺です。
本体の寺よりも立派なもの。
その仏像が足の速いウサギに乗って
討伐に出かけるところでしょうか。
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