2018年12月17日月曜日

中国技術(2018.12)

30年前、日本は給料が高くなって製品を作っても

利益が出なくなってしまった。

そこで給料の安い中国に我も我もと工場を作り

中国人に製品を作らせて利幅の大きい製品を作らせた。

作るのは中国、製品は日本製としてうるおい

日本は謳歌(おうか)した。

30年間して何もかもメイドイン中国。

中国はずっと下請けに徹して納入金額を叩かれても

我慢して力をたくわえ製品作りの方法を習得した。

今では技術力は、はるかに日本を上回る。

日本は部品産業として中国に部品を売って

組み立ては中国。

製品は中国製品として世界に売っている。

日本はいつの間にか部品下請けとしての立場になっている。

しかも最先端技術はほとんどが日本を上回る。

軒先貸して母屋を取られるいい例です。

その状態の時に日本は何をしているかと言えば、

建前横行、書類が良ければ事故が起こっても

こんなに検討したんですが申し訳ございません。

の言い訳、こればっかり進んだ。

役人の書類の多さに追従して立場を守る。

この先これはもっとややこしく進んでいくんやろうな。

なぜか技術は世界一だというプライドだけが先行し

生活はギリギリであるにもかかわらず

綺麗な服に旨い食事、スイ-ツ三昧。

逆に言うと目先のプチ贅沢のお金はあるが

大きいお金は出せないからそうなるんだろう。

表面上よければ、建前が良ければ良しの国。

もういい加減やめて、前向きに何でもやらないと

最貧国になってしまうで。

若者がやる気のない人間ばかりになってしまうで。

でもあかんやろうな。

日本を牛耳っている老人が自分だけは

批判が出ないようにの動きだから。

若者には悪いんだけど日本が最貧国になり、

老人が死んでから中国の下請けを50年間やって

力をたくわえ頑張ってくださいとしか言いようがない。

今の若者の世代ではなく100年後

曾孫の世代に日本は復活する。

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