30年前、日本は給料が高くなって製品を作っても
利益が出なくなってしまった。
そこで給料の安い中国に我も我もと工場を作り
中国人に製品を作らせて利幅の大きい製品を作らせた。
作るのは中国、製品は日本製としてうるおい
日本は謳歌(おうか)した。
30年間して何もかもメイドイン中国。
中国はずっと下請けに徹して納入金額を叩かれても
我慢して力をたくわえ製品作りの方法を習得した。
今では技術力は、はるかに日本を上回る。
日本は部品産業として中国に部品を売って
組み立ては中国。
製品は中国製品として世界に売っている。
日本はいつの間にか部品下請けとしての立場になっている。
しかも最先端技術はほとんどが日本を上回る。
軒先貸して母屋を取られるいい例です。
その状態の時に日本は何をしているかと言えば、
建前横行、書類が良ければ事故が起こっても
こんなに検討したんですが申し訳ございません。
の言い訳、こればっかり進んだ。
役人の書類の多さに追従して立場を守る。
この先これはもっとややこしく進んでいくんやろうな。
なぜか技術は世界一だというプライドだけが先行し
生活はギリギリであるにもかかわらず
綺麗な服に旨い食事、スイ-ツ三昧。
逆に言うと目先のプチ贅沢のお金はあるが
大きいお金は出せないからそうなるんだろう。
表面上よければ、建前が良ければ良しの国。
もういい加減やめて、前向きに何でもやらないと
最貧国になってしまうで。
若者がやる気のない人間ばかりになってしまうで。
でもあかんやろうな。
日本を牛耳っている老人が自分だけは
批判が出ないようにの動きだから。
若者には悪いんだけど日本が最貧国になり、
老人が死んでから中国の下請けを50年間やって
力をたくわえ頑張ってくださいとしか言いようがない。
今の若者の世代ではなく100年後
曾孫の世代に日本は復活する。
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