自由(2016.4)

日本の国は自由がない。

全くないように感じる。

例えば運送業界。

何時間以上運転してはいけない、

何時間以上運転させてはいけない。

そうは言うが守らない。

なぜか利益が出ない、

上が取ってしまった残りかすで仕事をしなさいだから。

例えば保育園。

ひとりの保育士で見る子供の数は何人まで。

もう二、三人は見れてもいけるが規則があるからやらない。

親もいいほうに賛成する。

国民が役所に怒鳴り込むたびに規則が厳しくなる。

この積み重ねで現在の息苦しい日本が出来上がった。

テレビをつけると、それなりの顔をしたコメンテーターが、

全体ではなく細部のお掃除はどうだ、

これを食べてはいけない、これはだめだ、これを食べましょう。

全部聞いていたら毎日バケツ一杯食事をせなならん。

息苦しくなるような日本。

残業は何時間まで、土日は休みや。

人間は楽な方には直ぐに流れる。

ちょっと残業が多いと監督署に言う。

また規則が厳しくなり結局国民が困る。

何をしても規則にぶつかる。

面白くない。

結婚をすれば家族に縛られる。

同居は嫌。

だから保育園に預ける。

同居はしないが旦那が嫁が口やかましい人だった。

これは失敗だった。

だから結婚しない。

外で圧迫されて自宅で一人で開放感を味あう。

結婚しないのは最後の砦やったんや。

少子化対策を考えるなら規則規制を減らせばよいだけ。

自由感があれば人は放っておいても結婚する。