2016年4月28日木曜日

西日本高速(2016.4)

神戸で高速道路の橋げたが落ちた。

メディアは世論は【安全管理はどうなっているんや】、

この一点張り。

普通に考えたらそうでしょう。

西日本高速の社長の会見でも、ひたすらお詫びをする

しか手立てがない。

言われているのは【安全管理はどうなっているんや】だけ。

事故が何もなければ

発注者としての西日本高速は安穏と

施工業者に任せておけばいいだけの良い会社なんですが

こうなると袋叩きのサンドバック状態。

【安全管理はどうなっているんや】に対する答えは、

【安全管理の書類】が増えるだけの事。

誰が書くのか、施工業者に決まっている。

こうしてますます施工業者は書類を作るために

安全がおろそかになっていく。

事故が今後も起こるだろうが、

西日本高速は、これだけの安全管理をやっていましたが

ごめんなさい、益々安全管理に邁進いたします。

どんどん書類が増える。

施工業者は書類のための職員は増えるわ、

しなくてもいいことが増え、

どんどん本来確認しなければならない現場の確認事項が

形式化して、

事故は増え続けるサイクルに入っていく。

メディアが悪いのか許さない国民が悪いのかは知らないが、

自分に降りかかるときはひたすら謝り、

悪くない時は関係がなくともちょっかいを出し叩きまくる。

これが日本だよ。

本当の安全は経験を踏み本当に危険なことを知っている

職人、現場監督を多数作り出す方が本筋。

安全書類が先行すると反対に現場は危険になっているのを

知っているのは現場の人間だけ。

平和、安全ボケした世間はしらない。

あの事故は、危険なことを知っている

職人、現場監督が減っていることが

目に見える形で表れただけの事。

世の中全部の仕事がこうなってきているのやで。

書類書類ってみんなが言うからこうなっていくんやで。

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