輪ゴム(2016.4)
輪ゴムを手首にはめると締まる。
車のバネは車を支え続ける。
磁石は鉄に引っ付く。ゴムもバネも磁石も
途中でエネルギーを与えないけれども仕事を続けている。
一種の永久期間の感じがする。
この仕事を続けるエネルギーはどこから来ているのだろうか。
実は物理的に蓄えられた弾性エネルギー、
一種の位置エネルギー。
輪ゴムを伸ばす⇒手首にはめる⇒輪ゴムは縮まろうとする⇒
手首が締まる⇒弾性エネルギーが働いている。
そのままにしておくと手首はどんどん締まり跡がつく。
この時点で仕事をしているように思うが、
輪ゴムは縮まらない限り仕事はしていない。
弾性エネルギーを仕事に使えばエネルギーが安くつくと
いうことはない。
弾性エネルギーを貯めるための仕事を先にしているから。
0 件のコメント:
コメントを投稿