2016年4月5日火曜日

輪ゴム(2016.4)

輪ゴムを手首にはめると締まる。

車のバネは車を支え続ける。

磁石は鉄に引っ付く。ゴムもバネも磁石も

途中でエネルギーを与えないけれども仕事を続けている。

一種の永久期間の感じがする。

この仕事を続けるエネルギーはどこから来ているのだろうか。

実は物理的に蓄えられた弾性エネルギー、

一種の位置エネルギー。

輪ゴムを伸ばす⇒手首にはめる⇒輪ゴムは縮まろうとする⇒

手首が締まる⇒弾性エネルギーが働いている。

そのままにしておくと手首はどんどん締まり跡がつく。

この時点で仕事をしているように思うが、

輪ゴムは縮まらない限り仕事はしていない。

弾性エネルギーを仕事に使えばエネルギーが安くつくと

いうことはない。

弾性エネルギーを貯めるための仕事を先にしているから。

0 件のコメント:

コメントを投稿