2011年6月18日土曜日

釈迦と蓮(2011.6)

お釈迦様の像を見ると足元には蓮の花があります。

泥の中でもがいていても、いつの間にか葉っぱを出し

美しい蓮が華を咲かせる。

人間は努力しなさいという仏教の教えを具現化したものです。

お釈迦様は極楽浄土から人間社会を眺めています。

極楽とは、幸福にみちみちてあるところ。

浄土とは、清浄で清涼な世界を指す。

仏教では極楽浄土はどんなところか説明しています。

極楽浄土とは、広々としていて、辺際のない世界であり、

地下や地上や虚空の荘厳は微をきわめ、妙をきわめている。

この浄土にある華池や宝楼、宝閣などの建物もまた浄土の宝樹も、

みな金銀珠玉をちりばめ、七宝乃至は百千万の宝をもって

厳飾されている。しかも、それらは実に清浄であり、

光明赫灼と輝いている。

衣服や飯食は人々の意のままに得ることができ、

寒からず暑からず、気候は調和し、

本当に住み心地のよいところである。

また、聞こえてくる音声は、常に妙法を説くがごとく、

水鳥樹林も仏の妙説と共に法音をのべる。

したがって、この浄土には一切の苦はなく、

ただ楽のみがある。

いいところやん。少しでも悪いことをした人はここには行けません。

地獄に行きます、、、、、

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