木の葉っぱ、光合成を行うために気孔を開く、と水分が蒸発する。
水分が蒸発するから根から水を吸い上げる。
日照りで水が不足すると、気孔を閉じて水の蒸発を抑える。
いよいよ水分が少なくなると、
葉っぱが萎(しお)れて太陽に当たる面積を減らして、
雨が振るのをじっと待つ。
これを繰り返して年月を過ごしていく。
冬になると葉っぱは紅葉して、地面に落ちる。
地面に落ちると微生物が葉っぱを食べて暮らす、
また葉っぱの下には数多くの虫が住み、
それを目当てに小動物が集まり、糞をする。
虫の死骸、糞、葉っぱが混ざり堆肥となり、
雨に含まれる窒素分とで木の養分になり、
また来年の木の成長へとつながる。
木が成長して二酸化炭素を吸って酸素を出し、
動物が生きていける。
つまりこの地球がやっていけるのは葉っぱの力があるからです。
ただ木はあまり大きくなると、つまり老木になると、
自分が生きて行くためだけの光合成しかしなくなるので、
酸素を出さなくなってしまう。
大きな木があるから酸素を出していると思うのは間違い。
積極的に木を切って、
若い木を育てていかないと酸素を出し続けることは出来ない。
森は人間が適度に入っていける間隔に切って切っていかないと
死んだ森になる。里山とはそういう事です。
しかし里山を利用しての生活では無くなっているので、
昨今の山をよく見ると、
本来広葉樹のあるべきところに竹が侵食している。
竹は伸びるのが早く、
早いということは太陽が地面に届かないので、
広葉樹を殺してしまう。
外出したら一度、山を見てください。竹が山を侵食し、
死んでいる、、、、、
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