2011年6月4日土曜日

赤片喰(2011.6)

赤片喰(あかかたばみ)【酢漿草(かたばみ)科・カタバミ属】赤酢漿草とも書く。

酢漿草(サクショウソウ)と書くときは生薬名で、

消炎、解毒、下痢止めなどの作用がある。

葉っぱには蓚酸(しゅうさん)という化学成分を含んでいる、

咬むと酸っぱい。真鍮磨きに使用できる。

雑草としてそこらじゅうにあります。

花の跡にオクラに似た円錐状の実ができます。

実は熟すると触れば最大1m程度、

実がはじけて飛ぶ。見つけたら一度触れてください、

パチンと飛びます。見つけられないか~

昔から酢漿草の葉を財布に入れておくと、

いくら使っても減らないということで大切にされ、

一度根付くとなかなか根絶できないしぶとさから、

家が絶えないに通じるとして家紋に用いられるようになった。

ハート型の三枚の葉をかたどった家紋は多い。

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