2010年8月31日火曜日

はるか昔(2010.8)

道路はガタガタの砂利道、たまに通る車の排気ガスの匂いが

いいので車の後をついて走って嗅いでいた。

道路に打ち水をすると、すっと涼しくなり快適。

近くの河原に行くとカブトムシはいくらでも捕れた。

土筆(つくし)はカマで刈るほど生えた。

マッタケはいくらでも取れたから安かった。

池は澄んでいて魚は釣り放題。

川は美しく魚が群れで泳いでいた。

シジミが取り放題、味噌汁はシジミ。

水は井戸。

ご飯も焚き物もかまど。風呂は薪(まき)。庭には池。

柿、栗、イチジク、ザクロ、食い放題。犬は庭に放し飼い。

暖は火鉢(火鉢)、燃料は消し炭。

雪はよく降ったから、道路でスキー。

毎日、集まって遊び放題、車は来ないから道路で。

畑で苺、取ってきて苺ジャム大鍋いっぱい。

草刈りは鎌、暑いけれど若いから必死で刈った。

畑には野菜でいっぱい。ミツバチが蝶々が飛び回る。

学校まで30分、毎日歩いて、

自転車で1時間かけて砂利道を通ってくる猛者もいた。

貧しいけれどみんな親切。

みんなキラキラして一生懸命生きていた、素朴。

親はいざしらず子供にとっては面白すぎた。

金、金、金、今の日本は発展か?

こんな生活どこかおかしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿