2010年8月28日土曜日

三途の川(2010.8)

三途の川(さんずのかわ)。

死後7日目に渡る、冥途(めいど)にある川。

三つの瀬があり、生前の業(ごう)によって、

善人は橋を、軽い罪人は浅瀬を、

重い罪人は流れの速い深みを渡るからこういう名前。

生前の業(ごう)とは、生きている間に行った行為。

こんな川の中を渡るんですよ○○さん三途川の河原は「賽の河原」(さいのかわら)と呼ばれ、

親に先立って死亡した子供が

その親不孝の報いで苦を受ける場とされ、

積んだ石を鬼が崩し積んでは崩し、

最終的に地蔵菩薩が助けるというわけです。

この三途の川は民間信仰で、

仏陀(ぶっだ)が死んでから長年の間に

みんなが作りあげた物語です。

仏陀の教えとしては(わからないものは考えるな)ということで

死後の世界は、ありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿