山の中腹で生まれた。
親はキコリ。
物心がついてから都会の学校へ。
そのまま都会に就職、結婚。
40年、親が大分弱った。
稼ぎがないから自給自足。
雪が降って交通がままならない。
じっと雪解けまで耐乏生活。
見るに見かねて、都会で一緒に暮らそうよ。
これはまず来ない。
片方が死んで独り暮らしになってもまず来ない。
なんでやねん、でも無理やな。
そういうもんや。
年寄りはよほどでないと住み慣れたところは離れない。
同居はありがたいと思っているんだけれど、
その結果夫婦仲が悪くなることを恐れているだけなんやで
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