2015年8月3日月曜日

虫の防御反応(2015.8)

キャベツ等の葉物野菜は蝶々(ちょうちょ)が大好きです。

蝶々はこの葉物野菜にいっぱい子供を産んでいきます。

青虫です。

青虫はキャベツを食べて穴を開けていきます。

青虫を採るには農薬をかけて殺すか、

ピンセットで気長に採るしかありません。

ピンセットで採っていると葉っぱに触れるから

青虫はこの揺れを敏感に感じ取って

捉(つか)まっている葉っぱを放してコロンと地面に落ちて

助かろうとします。

葉っぱが揺れたことで、

自分の身に迫った危険(鳥などが採りに来た)を感じて

捉まっている足を放して地面に落ちて逃げるわけです。

同じことがカブトムシを採るときにおこります。

足で幹を蹴るとカブトムシが地面に落ちてきます。

普通に考えるとカブトムシの足は

幹に引っかかるようになっていて

足で蹴ったぐらいでは落ちてきませんが、

カブトムシは蹴った振動を鳥が来たと勘違いをして

足を放すわけです。

ちょっと間抜けな習性です。

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