遊んで帰ってきた。
実際はエルボに接着剤を塗って配管を接着っと。
一本出来た。
一昨日、信州の別荘用の土地に行って
朝から土台の基礎を打って家を建ててきた、
いや~一日かかったよ。
実際はチーズに接着剤を塗って配管を接着っと。
一本出来た。
頭で考えると何でもできるが、
実際はこつこつの積み上げでしかない。
こうしたら良いということを頭で考えて
何とかしようというところに人間の無理がある。
実際は泥だらけや、
エアコンの効いたところで汗をかかないから
実際がわからなくなる。
けれどもそんなことを言っているだけの暇もない、
行動するだけの暇もない。
この早い時代の中、仕事が体を駆け抜けて、
気が付いたら皺(しわ)だらけ。
その中で体は動かないが口だけはたつ、
厄介な人間だけが闊歩(かっぽ)し、忘れられる。
人間から仕事の経験をとったら、ただの人。
人間から車をとったら、ただの人。
人間から社会との関わりを取り去り、
車を取り去った時どのようになるのか。
食って寝ての生活になるのか、
反省だけの生活になるのか、
大いなる実験となる。
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