タモリの提言(2015.8)

タモリが言った。


お疲れさま～っていうのは本来、

目上の者が目下のものに書ける言葉である。


子役が帰るときに年上の者にかける言葉ではない。


言葉が乱れているとの考えを示した。


確かにタモリが言うことは昔からの習慣はそうだった。


でも【お疲れさま～】という言葉遣いは正しくない。

なぜなら年配は、朝会社に来るだけで疲れている。


夕方帰るときにはふらふらで倒れかけている。


そこに【お疲れさま～】では、苛(いら)ついて

【なにを～】っていう怒りに変わる。


この場合の正しい声掛けは


【大丈夫ですか？】【おぶって帰りましょうか？】である。


年配の心の中に、


いたわってくれた、ありがとうという感謝の念が湧いてくるだろう。