爆発力(2015.8)
爆発力は一般的に
1TNT火薬換算トン=4.184×109Jで計算される。
広島に落とされた原子爆弾リトルボーイは
TNT火薬換算で15キロトン。
4.184×109J×15×103=6.276×1013J。
1J=1㎏・㎡/S2だから6.276×1013J=
6.276×1013㎏・㎡/S2。
1m㎡に直すと1㎡=106m㎡。
よって6.276×1013㎏・㎡/S2=6.276×107㎏・m㎡/S2。
直径3mの空間がある鉄の球に広島型原爆を閉じ込めて
爆発させたときに、鉄の玉に爆発力を閉じ込めるには
球の大きさはいくらあればよいか。
鉄の引っ張り応力を20㎏/m㎡として
6.276×107÷20=3.138×106mm⇒
3.138×103m⇒3.138km。
鉄の半径がこれだけなければ爆発力は止められない。
福島原発の水素爆発力が1TNT火薬程度であったとして
3.138×103m/15×103=0.2m。
福島原発の壁は鉄筋コンクリート製で壁厚は1mでしたから、
爆発力は5TNT以上あったのでしょう。
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