2015年8月11日火曜日

爆発力(2015.8)

爆発力は一般的に

1TNT火薬換算トン=4.184×109Jで計算される。

広島に落とされた原子爆弾リトルボーイは

TNT火薬換算で15キロトン。

4.184×109J×15×103=6.276×1013J。

1J=1㎏・㎡/S2だから6.276×1013J=

6.276×1013㎏・㎡/S2。

1m㎡に直すと1㎡=106m㎡。

よって6.276×1013㎏・㎡/S2=6.276×107㎏・m㎡/S2。

直径3mの空間がある鉄の球に広島型原爆を閉じ込めて

爆発させたときに、鉄の玉に爆発力を閉じ込めるには

球の大きさはいくらあればよいか。

鉄の引っ張り応力を20㎏/m㎡として

6.276×107÷20=3.138×106mm⇒

3.138×103m⇒3.138km。

鉄の半径がこれだけなければ爆発力は止められない。

福島原発の水素爆発力が1TNT火薬程度であったとして

3.138×103m/15×103=0.2m。

福島原発の壁は鉄筋コンクリート製で壁厚は1mでしたから、

爆発力は5TNT以上あったのでしょう。

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