2014年7月9日水曜日

耐震計算(2014.7)

耐震計算で考えるポイントは3つある。

ボルトの引っ張りに対する引っ張り応力がもつかどうか。 
 
ボルトのせん断力がもつかどうか。 
 
ボルトの引き抜きに対する力がもつかどうか。
 
機械の短辺に対してこの3つの力を計算してやればいい。 
 
重心と固定点の距離がわかれば求められる。 
 
この場合一番問題になるのは、 
 
引き抜きに対する力がもつかどうか。
 
これが満足すれば他は概(おえむ)ね満足する。
 
巾1,200㎜、高さ1,800㎜、奥行き600㎜、
 
重さ350~400kgの機器で
 
1GでM12㎜のアンカーならば4本、
 
1.5~2Gだと6本必要となる。 
 
アンカー4本を見ることが多いが、耐震は満足はしていない。 
 
また耐震の場合、
 
人はすぐにケミカルアンカーと言うが、 
 
ケミカルアンカーは打ち方が難しく、
 
1割り程度くらいしか正しく打てていないので、 
 
普通の金属雄ネジアンカーの方が信頼度は
 
絶対に高い。

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