2014年7月23日水曜日

方向性(2014.7)

ソフトを作るときに一番大事なことは【方向性】。

使うソフトが難しければ、意味がない。 

誰でもわかるように、 

導入したときにマニュアルを読まずとも

すぐに使えるようにする必要がある。

これがなかなか難しい。

例えばビルの構造計算。 

構造計算のソフトは数多くあるが、 

ソフトを入れたからすぐに使えて、 

素人の私でもビルの構造計算ができました。

というわけではない。 

あくまで手計算で構造計算ができる人が、 

手計算では時間がかかってどうにもならないから、 

ソフトを使って素早くやろうというふうに作ってある。 

構造のことを知らない素人では手も足も出ない。

そんなレベル。 

ひとりで構造計算ができて、かつプログラムも作れる人が、

素人でも使える構造計算ソフトを作ろうとしたらできる。 

でもそんなソフトは売れないから作らない。

もう趣味の領域。

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