2011年2月5日土曜日

能力(2011.2)

人間の能力には限界があります。脳力、体力ともに限界があります。

農業者が生産し、運送業者が運搬し、販売者が販売する。

この仕組を打破し、農業者が生産し、運搬し、販売する。

これなら農業者は丸儲けで、自立可能です。

でも脳力、体力ともに限界があります。

昼間は農地で働き、夜帰ってからパッケージ、配送の手配、、、、、

寝る時間がなくなりますね。

でJAが作られ、農業者が生産した物をJAが集め運搬、

最近は販売までやるようになりました。

JA設立当時はJAの担当者が農業者と密着して助け、

いい関係にあったのです。

農業者のためのJAであったわけです。

年月が経ちJAも若者が入り、設立当時の思いはなくなり

JAのための農業者になってしまったわけです。

本末転倒。

で農業者も年齢がいき、若者が農業に従事しなくなって、

生産者が減りJAが困り圧力をかけ、

票が欲しい民主党に圧力をかけ補助金を出させて

一時生き延びようとしているのが今です。

でも根本的な解決策ではありません。

根本的には農業者を増やす以外には手がありません。

しばらく時間を稼げるかなっと思っていたときに

降って湧いたようにTPP問題。

これに参加しないと日本の未来は開けない。

参加するとJAは衰退する。だからJAは強力に反対。

今反対して、もし成功して日本がTPPに参加しないとなれば

しばらくはJAは生き残るでしょう。

しかし急速に老齢化して農業者が居なくなれば

その時点でJAは立ちいかなくなる。

解決策は専業農家がサラリーマンをやりながら

機械力で休みの日に農業、兼業農家をしたように、

今度はサラリーマンがサラリーマンをやりながら機械力で

休みの日に農業をやる。

いわゆる兼業サラリーマンをすることです。

まず自分の食い物だけを生産する。

ここから始めれば少しは延命できるでしょう。

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