耐震計算と強度計算。おんなじ計算のようですが意味が違う。
鉄骨で3mくらいの櫓(やぐら)を組んでその上に
水槽を乗せた状態を想定しましょう。
櫓の足元にアンカーを打って固定する時の
アンカーの種類、太さ、数を計算するのが耐震計算。
櫓の鋼材の部材(大きさ、厚さ)を決めて、
部材の組み方を考えて鋼材が重さに対してもつかどうかを
計算するのが強度計算。
始めにありきは強度計算、
ある程度の形を決めつけて計算しないと決まらない。
各人各様の形になります。
あとはセンスの問題。けっこう難しい。
次にくるのが耐震計算。形と部材が決まっていますから、
重心と短辺方向のピッチがわかれば容易に出ます。
容易に出ますがメーカー任せの耐震計算は
重心の取り方が怪しい場合がほとんど。
メーカーが出す計算書はチェックをせずに信用する場合が
ほとんどですからフリーパスが多い、
検証できないからってのがホントの所。
間違っていることが分かっている人も
最後はメーカーに責任を押し付けられるまあいいか~
ってな調子で世の中が回っている。
しかもメーカーの質も落ちて、
メーカー自身、わからない人が多い。
あんまり意味のないもの。
終わりやん、、、、、
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