4、50年前に日本は技術立国で食っていこうということで
我も我もと理科系の学生が増え、
就職して技術系の仕事がもてはやされた。
徐々に技術立国が伸びていくと、
文化系の仕事も増え文化系も次々に人材を輩出した。
バブル以降、全産業が駄目になり、
特に製造業は活路を外国に求め出ていった。
理科系の仕事がなくなっていったわけです。
仕事がないから輸出ではなく、サービス業が生み出され、
外食産業、介護産業に人材が回された。
これが現状続いている。
つまり日本はすでに技術立国ではない国になってしまっている。
なのにいまだな技術立国と言い張っているが。
日本に居る技術系の会社は過去の遺産の延長上にあるだけのもの。
日本は将来何で立国すればよいのか。
産み出しのない産業、
例えば外食産業、介護産業のようなものは外国とは戦えない。
給料も信じられないくらい安い。
結婚はおろか、家、車はとても手が届かない。
理科系は今人気がないから学生も少ない。
だから将来技術で国を支えられないことはハッキリしている。
だとすれば農業か。
でも農協のぶらぶらしている人間を
食わさねばならないから将来はない。
日本の産業で、将来、立国になる産業は見当たらない。
一律安い給料で、半会半農でがんばることやな。
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