2010年2月21日日曜日

大工さん(2010.1)

大工さん。昔は近所の大工さんに家を建てて貰っていました。

親方に習った伝統の家造り。

でも近代化とともに伝統の家は飽きられました。

そこに登場したのがプレハブメーカー、

消費者のニーズにあった近代の作り、瞬く間に全国に広まり、

全国の風景が同じになりました。

メーカーはどんどん作りますが組み立てる人がいません。

そこでメーカーは各地の大工さん、小さい工務店に依頼し、

組み立てて貰います。

大工さんは下請けとなりました。

受注活動をしなくても次々と仕事が舞い込み大工さんは大忙し。

儲かりましたが組立やさんとなってしまいました。

世代が変わり若い人が入ってきました、

組立ばかりだから技術の伝承がありません。

こうして家作りの伝統は失われ、受注の方法も忘れ去られ、

技術のない大工さんばかりになってしまいました。

この不況下、技術のない、受注方法の知らない大工さんは

次々と仕事を辞めていって、

まともな家造りは出来なくなっていきます、、、、、あ~あ

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