大工さん。昔は近所の大工さんに家を建てて貰っていました。
親方に習った伝統の家造り。
でも近代化とともに伝統の家は飽きられました。
そこに登場したのがプレハブメーカー、
消費者のニーズにあった近代の作り、瞬く間に全国に広まり、
全国の風景が同じになりました。
メーカーはどんどん作りますが組み立てる人がいません。
そこでメーカーは各地の大工さん、小さい工務店に依頼し、
組み立てて貰います。
大工さんは下請けとなりました。
受注活動をしなくても次々と仕事が舞い込み大工さんは大忙し。
儲かりましたが組立やさんとなってしまいました。
世代が変わり若い人が入ってきました、
組立ばかりだから技術の伝承がありません。
こうして家作りの伝統は失われ、受注の方法も忘れ去られ、
技術のない大工さんばかりになってしまいました。
この不況下、技術のない、受注方法の知らない大工さんは
次々と仕事を辞めていって、
まともな家造りは出来なくなっていきます、、、、、あ~あ
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