責任を認めて謝る、今後気を付けます。
今度からちゃんとやれよ頑張れよ、
世の中には寛容があった。
人間は間違いを許されると
また頑張ってやろうという力で前に進んでいく。
これで昔は終わっていた。
マスコミの街頭インタビューにも堂々と発言する、
外人にも対等に話をする。
こんな事が昔の日本人は苦手で、
恥ずかしがりの日本人とされていた。
個人が発信する力が強くなるとともに、
テレビが劇場のように生中継をして、
キャスターや記者の物言いを知るにつけ学習し
ひとりひとりが面倒になってしまった。
何かあれば自分の意見を押し通そうとする。
それが高じてくると自分の意見が絶対に正しい、
他人を許さなくなる。
責任を認めて謝る、
今後気を付けますぐらいでは我慢ならない。
謝り倒してもダメだ、
職も辞せ、高い車に乗りやがって、
豪邸に住みやがって、
他人の生活までも口にする。
こうなると真実を隠してでも
何とかしてやり過ごそうとするようになるのは
当たり前のことになる。
嘘とごまかしの世の中が生まれた原因は、
この歴史の積み重ねにある。
テレビや世の中の一見あなたには優しいですよ、
でも組織は守りますよっていう風潮は
すぐ裏が見えてしまい
実に面白くない日本になってしまった。
この社会を作ったのは日本人全体の責任だ。
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