北原ミレイの石狩挽歌。
海猫(ごめ)が鳴くからニシンが来ると
赤い筒袖(つっぽ)のやん衆がさわぐ。
雪に埋もれた番屋の隅でわたしゃ夜通し飯を炊く。
ニシンを取りに行った男たちの帰りを待って夜通し飯を炊く。
夜通し飯を炊くほどたくさんの人達が
ニシン漁に出ている様が生き生きと描かれています。
昭和の良き時代の出来事です。
この時期ニシンが豊漁でニシンのおかげで
石狩地方にはニシン御殿が建ち並びました。
今なら炊飯ジャーのスイッチポン、
スーパーでお総菜を買って終わりでしょうか。
味気ない。
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