2013年12月1日日曜日

石狩挽歌(2013.12)

北原ミレイの石狩挽歌。

海猫(ごめ)が鳴くからニシンが来ると

赤い筒袖(つっぽ)のやん衆がさわぐ。

雪に埋もれた番屋の隅でわたしゃ夜通し飯を炊く。

ニシンを取りに行った男たちの帰りを待って夜通し飯を炊く。

夜通し飯を炊くほどたくさんの人達が

ニシン漁に出ている様が生き生きと描かれています。

昭和の良き時代の出来事です。 

この時期ニシンが豊漁でニシンのおかげで

石狩地方にはニシン御殿が建ち並びました。

今なら炊飯ジャーのスイッチポン、 

スーパーでお総菜を買って終わりでしょうか。

味気ない。

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