2013年10月29日火曜日

ゴルゴ13(2013.10)

ゴルゴ13は1Km離れたところから人間を狙撃して

正確に当てるスナイパーとして描かれている
着弾位置1,000m先、初速1,000m/Sで打ち出された弾丸は、

空気・風の影響を考えず、地球の重力の影響を受けたとして、

1秒後に9.8m落下する。

1,000mで9.8m落下するから少し上を狙わなければならない。

Sinθ=9.8/1,000よりθ=0.01°。

ゴルゴ13は銃口を0.01°上向きに上げているわけです。

しかもこれに風の影響を加味する。

 風速15m/Sの風が右から吹いているときには、玉は左に流される。

つまり銃口はSinθ=15/1,000よりθ=0.015°。

ゴルゴ13は銃口を0.015°右方向に向けているわけです。

上に0.01°右に0.015°銃口をずらせて

スコープは普通、

見える十字の線は標的の額を見ていると思うのですが、

額に照準を合わせれば当らない。

一旦スコープを見てから上に0.01°右に0.015°

ずらすと標的は見えない。この標的が見えないまま、

これに天候・空気抵抗を加味して

瞬時に判断して百発百中、 

まさに動物的な感と言う他ありません。

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