2013年10月23日水曜日

技術偏重(2013.10)

日本の電気メーカーの技術者は

いまだに技術第1の中で働いている。

20年前はこれでよかった。

今や製品は安い部品を集めて組み合わせて作れば

たいがいの企業が作れてしまう。

それも性能はほとんど変わらない。

例えばアップルのiPhone。

特に画期的な技術ではない、

現在ある技術を組み合わせた商品で、みんなが欲しかった製品だったわけです。

遠心力でゴミを吸う掃除機しかり、

留守中に掃除をしてくれる掃除機しかり、

羽の無い扇風機しかり、

伸びるホースしかり。

どれも消費者が欲しいなっていう製品を組み合わせた

商品だったわけです。

技術偏重(へんちょう)で、どうでい~という製品に

嫌気を感じる消費者の思いとは異なっていたんですね。

でもいまだにテレビ、ビデオのリモコンは

これでもかというほどボタンが付いている。

どのメーカーが抜け出してくるかやな。

メーカーの技術者は生活から変えんとダメなんでは。

技術偏重と言っても

マッハ30で飛ぶ飛行機とか、

くっつけるだけで一体化する金属とか、

これぐらい技術的に突出してれば良いんだけれど。

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