日本の電気メーカーの技術者は
いまだに技術第1の中で働いている。
20年前はこれでよかった。
今や製品は安い部品を集めて組み合わせて作れば
たいがいの企業が作れてしまう。
それも性能はほとんど変わらない。
例えばアップルのiPhone。
特に画期的な技術ではない、
現在ある技術を組み合わせた商品で、みんなが欲しかった製品だったわけです。
遠心力でゴミを吸う掃除機しかり、
留守中に掃除をしてくれる掃除機しかり、
羽の無い扇風機しかり、
伸びるホースしかり。
どれも消費者が欲しいなっていう製品を組み合わせた
商品だったわけです。
技術偏重(へんちょう)で、どうでい~という製品に
嫌気を感じる消費者の思いとは異なっていたんですね。
でもいまだにテレビ、ビデオのリモコンは
これでもかというほどボタンが付いている。
どのメーカーが抜け出してくるかやな。
メーカーの技術者は生活から変えんとダメなんでは。
技術偏重と言っても
マッハ30で飛ぶ飛行機とか、
くっつけるだけで一体化する金属とか、
これぐらい技術的に突出してれば良いんだけれど。
0 件のコメント:
コメントを投稿