2013年10月10日木曜日

時間の遅れ(2013.10)

夜空に星が光っている。

空気が綺麗なところで見ると満天の星。

100光年(光の速度約30万キロ)先の天体の光を見ている人は、

100年前の光を見ていることになる。

過去の映像を見るなんて変な感じです。

地球にいる人の経過時間を\Delta t

ロケットに乗っている人の経過時間を\Delta t'

光速をc_{}^{}

ロケットの速さをv_{}^{}とする。

\Delta t' = {\sqrt{1-(v/c)^2}}\Delta t 

この式が時間の遅れを計算する式です。

今、地球から100光年先の星に向かって、光速の90%の速度で出発する。

ロケットの中にいる人は\Delta t'=0.43\Delta t

つまり地球での1秒はロケットの中では0.43秒しか経っていないことを表している。

20歳でこのロケットに乗ったとしたら、

100光年先の星には43年で到着する。63歳になっているわけです。

地球にいる人は120歳になっている。

人間は100光年先の星に行けるという事です。

Uターンしてまた43年後に地球に戻ってきたとしたら

20年+43年+43年=106歳になっている。

地球での時間経過は220年経っているから、

誰一人知っている人はいない。

浦島太郎の物語はこの辺りを加味して書かれている

気がしてならない。

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