2010年3月7日日曜日

摩擦熱(2010.2)

ロープで何かを吊り上げていました。

ズルズルって落ちそうになりあわててロープをつかんだら、

あちち~摩擦熱でやけどをしそうになりました。

摩擦熱は身近にあります。

ブレーキ、電車・車が止まるためにブレーキをかけますね。

あのブレーキ部分はかなり熱くなる、

動くエネルギーを摩擦熱という熱エネルギーに変えて

停車しているわけです。

熱で捨てるのはもったいないから

車輪のエネルギーでモーターを回して発電しエネルギーを回収、

回生エネルギーです。これは高度な制御が必要です。

トヨタ問題はこの制御の問題です。

旅客機の速度をむやみに上げられないのは

空気と機体の摩擦熱でジュラルミンの強度が落ちて

機体が破壊するからです。

スペースシャトルが宇宙から帰還するときに摩擦熱から

機体を守るために機体全体にタイルを貼って

摩擦熱をタイルの溶ける熱に変えて機体に

影響が出ないようにしているわけです。

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