2010年3月25日木曜日

事故(2010.2)

JR山手線の目白駅付近(東京都豊島区)で23日夜に起きた

停電トラブルは、情報通信用ケーブルを屋外に設置した際、

誤って屋内用の留め具を使ったため、

留め具が紫外線で劣化して破損し、

ケーブルが線路上に垂れ下がったことが原因だったことが

24日、JR東日本の調査でわかった。

こういうニュースがテレビでさかんに流れています。

●手順書が優先され手順書がちゃんと書かれていれば

いい仕事である、紙が優先するからこういうことが起こります

●仕事を知っている者が現場に来ない、

写真で判断するとこういうことが起こります

●人間に技術が継承されていないから実際の作業員が

間違えればこういうことが起こります。

★根本的には人間をおろそかにした→

次世代の人間が育たない→

育たないから手順書で管理する人間が確認するようになった→

手順書があればいい仕事であるような錯覚に陥った→

すべてに詳しい手順書が必要となってきた→

手順書を作るための膨大な時間のために

実際の作業員に技術を伝達する時間が足らない→

時間が足らないから現場に行かない→

現場に行かないから仕事を知らない→

仕事を知らないから現場の作業をフィードバックできない→

ますます仕事が理解できない人間が増え、

中味はどうあれ間違っていても、書く人間も確認する人間も

仕事がわからないから訂正も出来ない、指摘も出来ない

手順書をカラフルに美しく作ることの出来る

人間の仕事がいい仕事であるとの錯覚に陥ってしまった→

仕事を知らない人間ばかりになってしまった→

これが今日本の現場で起こっていること、日本の現状です。

このままいくと手順書を作ることさえ困難な

仕事を知らない人間ばかりになってしまうでしょう。

人間をおろそかにしている場合、頭の悪い人間が上にいる場合

日本はダメになってしまう。

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