2010年3月10日水曜日

蓼食う虫(2010.2)

蓼(たで)食う虫。

蓼とは草です

野原に咲き、猛烈に増える、苦い、辛い、えぐい。

イギリスが19世紀に観賞用として日本から持ち込まれた




タデ科の植物イタドリを駆除するため、イタドリをエサにする日本の虫




イタドリマダラキジラミを日本から買います。セミみたい。これが蓼食う虫です。

ことわざ「蓼食う虫も好きずき」

他に草があるにも係わらず辛い蓼を食べる虫も居るように、

人の好みは様々。

でも果樹などにつく場合にはウィルス病を媒介したり、

生育に影響を与えることがあるため、

重要な害虫となる場合も有ります。

イタドリは全滅したけれど、今度はイタドリマダラキジラミを

どうやって駆除するか。どうなるか見物です。

イタドリは在来植物の生育を阻害する、

コンクリートも突き破って伸びる、

道路やビルへの損害も大きく、被害額は年間約200億円。

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