蓼とは草です
野原に咲き、猛烈に増える、苦い、辛い、えぐい。
イギリスが19世紀に観賞用として日本から持ち込まれた
タデ科の植物イタドリを駆除するため、イタドリをエサにする日本の虫
イタドリマダラキジラミを日本から買います。セミみたい。これが蓼食う虫です。
ことわざ「蓼食う虫も好きずき」
他に草があるにも係わらず辛い蓼を食べる虫も居るように、
人の好みは様々。
でも果樹などにつく場合にはウィルス病を媒介したり、
生育に影響を与えることがあるため、
重要な害虫となる場合も有ります。
イタドリは全滅したけれど、今度はイタドリマダラキジラミを
どうやって駆除するか。どうなるか見物です。
イタドリは在来植物の生育を阻害する、
コンクリートも突き破って伸びる、
道路やビルへの損害も大きく、被害額は年間約200億円。
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