2019年6月13日木曜日

重心(2019.6)

重心とは、物体の各部分に働く重力の合力の作用点。

よくわかりませんね。

では実際に不定形な物体の重心を求めてみます。

この木で作った魚は不定形な形をしています
角が90°の物を用意する。

この場合は木の箱です 
箱の端に乗せ落ちるか落ちないかの位置に

魚を乗せる 


線を引く 


向きを変えて同じように線を引く 


また向きを変えて線を引く 


丸の部分の交点が重心です 
確認します。

交点にピンを刺す 
楊枝で持ち上げてみると

魚は水平になったまま持ち上がりました 
これからわかるように重心とは、

物体の各部に働く重力を

ただ一つの力で代表させる点である。

この魚を回して放り投げた時にこの交点は動かず

放物線を描く。

ブ-メランは回転しながら傾いて回って飛んでいくが

重心は動かず、

重心よりも上の翼は揚力を受け上がり続け

重心より下の翼は逆に下がり続ける。

これによりブ-メランは元に戻ってくる。

重心は動かないという事です。

大きな機械、例えば空調機の重心は

計算で求めるのか

実際に吊って決めているのか知らないが

簡単なのは吊ることが一番。

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