2019年6月15日土曜日

都会と田舎(2019.6)

昔は車はほとんどなかった。

小学生の頃普通に道路でドッジボ-ルをして遊んでいた。

たまに車がやってくると排気ガスの臭いがいいので

嗅ぎに行っていたのを思い出す。

道路はまだ砂利道。

やがて車社会がやって来た。

都会は土地か狭いから車は邪魔になる、

駐車場代も高いから車はそれほど普及しなかった。

それに反して田舎では車は便利だから

一人一台は当たり前となった。

みんなが車を運転するから

電車は間引き運転。

バス路線は廃止となっていった。

それから50年。

みんなが歳をとり車を乗りたくないんだが

田舎ではそうもいかない。

病院、買い物がどうにもならない。

車が増えて電車、バスが無くなり、

今度は車が減って電車、バスが復活してとならないと

田舎では免許返納とはいかない。

タクシーも無い。

だいいち高いタクシー代もない。

人口が減っているから

電車、バスが復活しても儲けが無いから復活しない。

免許行政が厳しくなって免許取り上げとなったとしても

無免許が増えるだけ。

みんなあかんなと思いながら無免許で乗るだろう。

もちろんもっと人口が減って

一日に前の道路を走る車が2台くらいなら

免許も関係がなくなる日本になるんだろう。

都会の人が頭で考えるほどやさしくはない。

あんまり免許返納が増えると安全協会の人も失職。

警察も天下り先が減って頭が痛いところ。

人口減少はすべてがダメになる。

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