インシュロック、物を縛(しば)る電気工事で使用する
材料です。
最近はホ-ムセンタ-でも売っているから
知っている人も多いでしょう。
白いものと黒いものがある
白いものは昔からあり屋内、屋外に使ってきた。
黒いものは途中から売られて
耐候性があるので屋外用とし、
この時点で白いものは屋内用になった。
普通に考えると黒い方を屋外に使うと
太陽の熱を白いものよりも良く吸収して
インシュロック本体の温度が上がり
良くないのではと思います。
ではなぜ屋外用にわざわざ黒いものを採用したのか
というと、理由はアフリカの黒人に有ります。
アフリカの黒人は長年の歴史の中で黒い肌になった。
黒いと太陽の熱を吸収して皮膚の温度が上がって
不利じゃないかと思います。
たしかに皮膚の温度が上がって不利なんですが
黒い意味は他にある。
黒は紫外線防止に意味がある。
紫外線は目には見えないがプリズムで色を分けると
紫よりまだ外側にある黒い方に含まれる。
歴史的に黒人の肌が黒いのは、
紫外線が反射するようになっている。
肌が黒色で太陽の熱はたくさん吸収してでも
紫外線を反射したい。
黒い色のインシュロックを使う意味はこれとおんなじで
太陽の熱はたくさん吸収してでも紫外線を反射したい。
なぜかというとプラスチックは紫外線に弱い。
これが屋外のインシュロックが黒い色である理由です。
まだわからない人に、
植物の葉っぱが緑色なのは緑色を反射しているから。
緑色は植物が必要としていないので利用しない。
ということ。
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