2018年5月9日水曜日

鉄筋の錆(2018.5)

鉄筋は水分が有り、酸素があると錆びる。

コンクリートはアルカリ性なので鉄筋の錆びを中和して、

多少鉄筋が錆びていてもコンクリートで包めば復活し、

錆びは無くなる。

一番大事なことは鉄筋の表面からの

コンクリートのかぶり厚さ

(鉄筋の表面から空気までのコンクリートの厚みの事)。

屋内30mm、

屋外の雨のかかるところ50mm、

土の中70mm、

これだけのコンクリートの厚みで保護をすれば

鉄筋は長持ちする。

かぶり厚みが少なくて水が浸透し鉄筋が錆びて、

長時間放っておくと鉄筋全体が中まで錆びて

鉄筋がぐじゃぐじゃになり3倍くらいに膨れる。

コンクリートは引張強度は極めて低いので割れる。

コンクリートの建物はこうして壊れていく。

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